
地元・尾道の因島にある革工房さんと打ち合わせを重ねてきましたが、ついに革パッチのサンプルができました。
※写真はサンプルで、滲んだりとまだ少し完成度が低い状態です。
革の材質や色合い、ロゴの位置やサイズ感など、革パッチひとつ作るのも本当に大変です。あれこれ悩んだうえで、ONOMIMICHI DENIM PROJECTオリジナル5Pの革パッチは、防縮加工をしていない革を使用することにしました。一般的に使われるものは防縮加工されているものが多いのですが、デニムの経年変化と共に擦り切れたり縮みが出るほうが味わい深い、と考えたからです。
ただ、リスクもあり、水に濡れたり熱を加えると変形することがあります。特に熱は影響が大きく、乾燥機をかけると間違いなく変形(縮み)が出ますので注意しなければなりません。革そのものは自然のものなので、縮み方も個体差がありますし。。
そしてこちらが織りネームです。
BINGOとは備後、尾道市のある備後地方です。プリントではなく、文字を織り込んだネームとなり、文字の色はダークネイビーとしてデニムに自然に馴染むようにしています。
少しずつですが、こうしてデニムが形になってきています。完成まではまだまだ色んな試験や、クリアしなければならない問題もたくさんありますが、楽しみにお待ちいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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WADAMIKIHIRO
学生時代にデニムと出会い、デニムの仕事に携わり続けてかれこれ20年。穿き込むことでどんどん自分にフィットしていくデニム本来の魅力は勿論のこと、尾道デニムを通じて人と人とが繋がることの楽しさを、たくさんの方にお伝えしていきたいと思っています。

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