PJ001徹底解説! pt.1 ~デニム生地とディティールについて~

ONOMICHI DENIM PROJECTのジーンズとしてすっかりお馴染みになったオリジナルデニム、PJ001。 これまでばらばらと解説記事が出されていきましたが、今一度PJ001とは何なのか?どういったデニムなのか?穿いた時のシルエットは?細かいディティールは?そもそもなぜ生まれたの?こういった疑問を解決できる記事を全3部にわたって書き記していこうと思います! イマイチどんなデニムかわからなかった方も、すでにPJ001をお持ちの方も、これを読めば疑問も解決!もっと愛着がわく!わくといいな!な記事になっておりますのでお付き合いくださいませ! 目次(クリックすると移動します)どんな生地を使っているのか経糸・横糸織セルビッジカラーディティールウエスト・股上ステッチ・縫製糸ポケットパッチサイズ展開 デニム生地 まず一番大事なところについて説明せねばならんでしょう。デニムの要、「生地」についてです。 経糸・緯糸 経糸は、国内で整経された6番手のリング糸を下染めした茶綿をベースに、ロープ染色法で繰り返し染め上げた経糸になります。 [...]

2022-02-25T17:42:35+09:002022. 02. 20|

HITOTOITO デニムスクール奮闘記 [10日目] 卒業制作紹介 & 修了式

「HITOTOITO」デニムスクールに2週間通い、デニムの縫製技術を学びました。その卒業制作として完成したジーンズを紹介したいと思います。卒業制作の奮闘記はこちらを是非ご覧ください。 https://www.onomichidenim.com/archives/15775 卒業制作のジーンズのシルエットは超定番のストレート。ほどよいテーパードとウエストのフィット感があります。 まずはわたくし、綿吉の作品の紹介から。 100円ショップで油性ペンを買って、余っていたポケットのスレキの生地で手書きネームを作ってみました。創業1994年から続くワークウエアメーカーの「KYO.W」のデニムパンツ、初代モデル デッドストック品…みたいな。笑 ステッチはカーキと黄色と黄色系を使用していたのでボタンとリベットは金系で。コインポケットにリベットはなし。 こちらも見えない部分ですが手書きのネームを作ってみました。今回の生徒4人と先生、綾織の綾目をイメージしたモチーフと「HITOTOITO」を。全部縫い終わってから無理やり付けたので斜めの上に縫い目もぐちゃぐちゃですがご愛敬…! シングルステッチでもチェーンのアタリが付くように工夫した裾と、セルビッジも均等な幅になるようにこだわりました! [...]

2022-02-07T20:55:26+09:002022. 02. 07|

HITOTOITO デニムスクール奮闘記 [5~9日目]卒業制作 ジーンズ & 座学

デニムの縫製スクール 「HITOTOITO」いよいよ最後は卒業制作です!前回ショートパンツづくりで学んだ技術を生かしていきます!前回までの様子はこちらをご覧ください。 https://www.onomichidenim.com/archives/15744 卒業制作のジーンズは完全に自分のオリジナル。いただいたパターンをもとに、これまで習ってきた技術を生かしどのように工夫していくかは自分次第です。 卒業制作 ジーンズ まずは裁断から。卒業制作はカイハラさんのセルビッジ付きのデニム。自分のサイズに合わせてパターンを引いていただき、それをデニムに合わせて書き写していきます。生地の綾目とずれないようにきちんと垂直になっているか測りながら進めていくので、想像以上に時間がかかって大変でした。考えてみれば当たり前ですが、こうやって綾目の向きを考え図っていきながら裁断するから出来上がったときに同じ向きに綾目が走っているんですよね。その指示がかかれているパターンってすごい。パタンナーさんってすごい。。と日々感動ばかりです。 全パーツ揃うとこんな感じ。 実際に縫製していきながら、私が作る上でこだわったポイントを紹介していきたいと思います。 ステッチの色決めステッチの色も好きなものを選びます。どの組み合わせがいいか悩む悩む。同じ糸でも運針の目の幅を狭くするか広くするかでも雰囲気は変わってきます。 [...]

2022-02-07T20:47:59+09:002022. 02. 06|
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