【RESOLUTE FAIR】開催決定! 4/7(土)・8(日)は林氏フィッティングデー

ここ数日で春らしく暖かくなってきましたね。尾道も街歩きしていると汗ばむくらいの陽気で、なんだかウキウキしてきます! さて来月4/7(土)~15(日)の1週間、ONOMICHI DENIM SHOPではRESOLUTE FAIRを開催することとなりました!初日と二日目の4/7(土)~8(日)はRESOLUTEのデザイナー・林 芳亨(はやし よしゆき)氏をお迎えしてのフィッティングデーとなります。日本が世界に誇るジャパンデニム「RESOLUTE」の産みの親にして、日本のデニム業界を牽引してこられたカリスマデザイナー林氏自らが、皆さまのデニム選びのアドバイスとフィッティングをしてくださいます。こんな機会はめったにないですよ!! 林氏は尾道のお隣・福山のご出身で、尾道と同じく備後(びんご)地方で産まれ育った方なんです。ジャパンデニムのもの作りを支える備後に位置する尾道で、ぜひ林氏のデニムへの熱い想いともの作りへのこだわりに触れてほしいと思います。 そしてもちろんONOMICHI DENIM SHOPでは個性豊な尾道デニムも勢揃いしています! [...]

2019-01-13T14:59:20+09:002018. 03. 18|

RESOLUTE 710と711はどう違う?

こんにちは。ONOMICHI DENIM SHOPです。 よくSHOPで聞かれることに「RESOLUTEの710と711はどう違うの?」というのがあります。 細かく説明すると色々あるのですが、SHOPではついつい簡単に「特にシルエットが違いますよ。あとは生地の厚みも少し。」と済ませてしまうことが多々。。アレコレ説明しだすと長くなるので、お客様がそのタイミングで知りたいであろう情報を予測して極力簡潔に答えてしまっています。 そこで今日は少し詳しく違いをご紹介しますね。と言っても、何年代のビンテージをベースに云々の様なウンチク系は省略。実際に穿いた時のシルエットの違いや穿き心地の差を、あくまでも私なりの私見でお話しします。710は持ってて711を穿いたことがない方や、穿き比べてみたい方はぜひ参考になさってください。 ☆生地の違い☆ 710の生地は約13.75オンスで711の生地は約13.13オンスと711の方が少し軽く、肉が薄い分穿いた時の柔らかさも少し711の方が柔らかいです。基本的に経糸(タテ糸)は同じ番手なのですが、緯糸(ヨコ糸)の番手が711はひとつ細いため軽さが出るのです。ゆったりしたシルエットの711には適度な落ち感と柔らかさが好相性ですね。 ☆レッグラインのシルエットの違い☆ フィット感の強い腰周りとヒップ、そして膝も細めで裾へかけて自然なテーパード(裾細り)ラインを描く710のパターン。きれいなシルエットで且つ背筋が伸びるような独特の穿き心地が特徴で、さすがにコレがメイン品番!と唸らせる素晴らしいデニムです。一方711はというと、こちらも腰周りとヒップはフィット感が強く、太目のデニムにありがちなヒップ周りがダボつくような野暮ったさはありません。そして腿~膝~裾にかけて絞りが入らずストンっと落ちるような太目のストレートレッグになっています。分かり辛いかもしれませんが、同じウエスト30インチを重ねた上が710で下が711です。 [...]

2023-06-15T21:09:30+09:002018. 03. 02|

【プロジェクト用オリジナルデニム開発】経過報告

こんにちは。尾道デニムプロジェクトです。しばらく間が開いてしまいましたが、オリジナルデニムの製作は着々と進行中です! 今日は1/4からサンプルを穿き込んでいただいている鉄工所の職人さんのデニムの経過報告をしたいと思います。もう1本のデニムと1週間毎に交互に穿いているので実際には約1ヶ月の穿き込み日数ですが、セルビッジや裾のアタリもしっかり付いてきました。 生地のオンスは約14.5ozとしっかりしているのに柔らかくて穿きやすい、と職人さんにも高評価をいただいています。 フロントボタンや革パッチも良い具合に馴染んできています。 こちらはサンプルで本番とは生地が少し異なるのですが、概ねイメージ通りの感じになっていると思います。本番の生地も完成しており、これから裁断に入ります。裁断が終わればいよいよ縫製、附属の取り付け、仕上げと進んでいきます。 皆さまもうしばらくお待ちください!

2019-01-13T15:00:28+09:002018. 03. 01|

ドイツからの手紙 D. C. VOL.4

昨年植えた梅の木の蕾が大きくなり始めました。雪も降る量を控え、17時には真っ暗だった夕方も少しずつ日没が延び、徐々に春の足音が近づいています。長い間、便りを出せず申し訳ありませんでした。そちらはいかがお過ごしでしょうか?僕は年末から最近まで忙しい日々を過ごしていました。いろいろなことを報告したいのですが、とても長くなってしまうので、最近の出来事を書きたいと思います。 こちらの大学でシュタイナー教育を学んでいると以前書きましたが、授業の一環で1月と2月は教育実習に行っていました。3年生になると必ずどこかの学校に出向かないといけないのです。どの学校に行けばいいのか迷っていたのですが、知人が働いている養護学校にて実習をさせて頂くことができました。 学校では併設している幼稚園から12年生(高校の3年生のことです)まで授業をする機会を得られました。担当してくださった先生は今年退職されるベテランで、厳しそうな雰囲気の中に子供達を見守る眼差しが優しく、芯を感じさせる方でした。学校には発達障害やダウン症、自閉症そして戦争のトラウマを持つ子が通っています。様々な事情を抱えた子供たちはそれでも明るく素直で(素直すぎて授業をボイコットしたり逃げ出したりしている子もいましたが)温かく僕を受け入れてくれました。時折、大変な子供を目の当たりにしてどうすればいいのか分からない時もありましたが、それは僕に分からないだけで、子供達は気持ちを言葉にできないから態度や動きで表すんだよ。とベテラン先生から教わりました。よく子供達を見守っていると、なんとなくですが気持ちが伝わってくる様な気がしました。 実習中に誕生日があったのですが、朝の集会で全校生徒がお祝いの歌を歌ってくれたり、様々なクラスの子供達がハグに来てくれたりしました。さらに嬉しいことに7年生のクラスで誕生会を催してくれました。生徒が焼いたケーキを一緒に食べて、いろいろな話を交わして、素敵な誕生日を迎えることができました。こんなに真直ぐに祝ってもらったことは記憶にないくらいです。 先生から学ぶことはもちろんたくさんあったのですが、子供達からもたくさんの事を教えてもらい、良い教育実習を経験できました。実習中に子供達に文字通り触られ掴まれた尾道デニム、その糸の中にも春の様な温かく素敵な時間が染み込んでいてほしいと思います。

2019-01-14T14:22:36+09:002018. 03. 01|
Go to Top