「ヒゲ」はお好きですか?デニムのヒゲの作り方
デニムの魅力のひとつ「ヒゲ」はどうやったらきれいに付けることができるのか? しっかりと穿き込まれたデニムに現れる「ヒゲ」と呼ばれるアタリ。アタリとは、簡単に言えば擦れた跡のことを指し、デニムに立体感のある表情を与えます。 そんなアタリの中でも、股の部分につく猫のヒゲのような穿きジワの跡が「ヒゲ」と呼ばれます。コレです! デニムを穿いてしゃがんだり、椅子に腰掛けると、立っている時にはできないこんなシワができますよね。 この、よれてシワになった凸の部分は手や衣服などで擦れます。擦れるとどうなるか?色が落ちますよね。反対に凹の部分は擦れませんので色が落ちません。このデニムの生地の凹凸が生む擦れ方の差がヒゲを作りだします。 この擦れが多いような穿き方をする人は、よりクッキリとヒゲが付きやすいんです。立ったり座ったりと身体をよく動かしたり、しゃがんだ状態で作業をされるような方ですね。デニムプロジェクトの参加者さんの職業で言えばやはり大工さんや左官さん、壁貼り職人さん、陶芸家さんなどですね。 「自分は大工さんじゃないし、そもそも仕事の時にデニムを穿けないよー!」 ですよね^^僕も仕事では穿けますが、立ち仕事なのでどんなに頑張っても大工さんみたいなカッコ良いヒゲがなかなか付きません。それも個性なので変な風に気にはしていませんが、実際その差は明らかです。 そんな場合でも、少しでもヒゲがくっきり付いた色落ちに育てたい方にアドバイスです。 ①とにかく長い時間デニムを穿きましょう! [...]