デニムの縫製スクール 「HITOTOITO
1日目の更新からだいぶ時間が空いてしまい申し訳ございません。奮闘し過ぎにより疲れ果ててしまい、なかなか更新が出来ませんでした。
前回のスクール初日については是非こちらをご覧ください。

デニムスクール1週目、頑張って制作してきたものたちを紹介したいと思います。

トートバッグ
2日目はトートバッグの制作から。基本的なミシンの使い方をこれでなんとなく習得できた気がします!

ショートパンツ
続いてショートパンツを作っていきます。これでジーンズの作り方の基本を学んでいきます。
ポケットのスレキを付けたり、ファスナーをつけたり、たくさんの行程がありますが、ここでは一部の行程だけご紹介させていただきます。

アイロンがけ
まずは腰の部分の帯、ファスナーを縫い付ける生地には芯をアイロンで貼り付けます。生地の伸びの防止や強度をこれで確保できます。
続いてコインポケットやバッグポケット、ベルトループにアイロンがけをしていきます。

mm単位でアイロンがけをしていくのがとっても大変ですが、とっても重要です。ここでずれると後々どこかに響いてくるということが作業をしていきながら段々わかってきます。完璧主義なのに大雑把な私にとって、最初は地味に苦痛な作業でした。。けど慣れてくるとズレていることや大体の幅の感覚もつかめて来ました!

ロックミシン
生地の端がほつれないようにロックミシンで処理します。
足のペダルの感覚や生地を抑えすぎないことなど難しいのですが、2日目以降はだいぶ慣れてきて感覚をつかめて綺麗にできたところもありました!カーブはなかなか難しいです。ロックをかける向きも、完成を想像して表裏を考えながらしていきます。



トートバッグと違いパンツなので、まっすぐに平面を縫うのだけでなく立体的に縫っていかなければなりません。着た時のことも考えながらミシンを走らせます。
生地が重なっている部分は
裏の生地が出てこないようにしっかり巻き込んでおかないといけないし、その前の行程で少しでもずれがあると上手くかみ合わない。解いては縫って失敗し、また縫うを繰り返します。
このファスナーの下の股部分、とっても縫いにくくて難しかったです…!
こんな感じで少しでもずれたらアウト。失敗して”解く”時間は、”縫う”時間の倍かかります。解けないように縫い付けてますもんね。。失敗して悔しい中、解くのが何より辛い。。けどやるしかない!と疲れながらも自分を奮い立たせる日々でした。

ファスナーの縫い付けも難しかったです。。

巻き縫いミシンの練習
ジーンズであればバックヨークや後ろ中心、Gジャンの大部分に巻き縫いが使われています。普通にミシンで縫い合わせていくことも出来ますが、この巻き縫いミシンを使えば効率的!



このように2枚の生地をかみ合わせながら巻き込んで一気に縫い付けることが出来ます。

上下がうまくかみ合わないと外れてしまったりするのでしっかり入れないといけないし、入れ込みすぎてもよれてしまう。この写真は表裏を反対につけてしまった時のものです。。生地もずれてしまっています。
こういった失敗を何度も繰り返し慣らしていきます。けど巻き縫いミシンは失敗しても糸を外しやすいので、なんとか頑張れました!難しいけど楽しいです!

仕上がりがキレイにできると嬉しいです。どの工程もこれに尽きます!


ショートパンツがついに完成です。
2本目のショートパンツも作り復習しつつ、次はいよいよ卒業制作です。次回の記事も是非お付き合いくださいませ。

私の1st ショートパンツです。まだまだ汚いですが、自分で作ったもの。かわいいです。