ドイツの新緑

朝、森の中を散歩すると若々しい緑の葉が5月の光を楽しんでいる。木漏れ日の中、新緑の中を散歩するのが夏に向かうの5月の楽しみだ。庭にも色とりどりの花が咲いている。

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太陽を愛するドイツ人

長い冬を終えて迎える陽の暖かさに、木々だけでなくドイツ人も喜んでいる。晴れた日には街のカフェテラスが満席になって昼からビールを飲む人達で溢れている。呆れるくらいドイツ人は日光の下が好きだ。シミやソバカスが気にならないのか?と、ドイツ人の女性に聞いた事がある。すると「シミ、ソバカスが無いと休日を楽しんでないみたいでしょ?たくさんある方がステキなのよ」と笑っていた。

太陽の恵み

太陽の下でタンポポやブッターブルーメンが至る所で咲き誇り、桜が散った代わりに林檎の花が青空を謳歌している。今の職場の庭にはミツバチの巣箱が置かれている。花の開花と共に忙しく働いているミツバチの仕事をチェックする採蜜職人が時折訪れては、箱を開けては蜜の集まり具合を調べている。そんな彼女もデニムで仕事に来ていた。仕事中にカメラを向けると照れた顔を見せては黙々と仕事をしていた。
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そんな彼女の採ったハチミツは、僕の職場でひっそりと販売されている。こういった日々の様子は、ここで暮らすからこそ見えるものだ。

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