尾道デニム写真集 page29

LOT No.421A 職業:ラムネ屋 MODEL:RESOLUTE 710 SIZE:W85cm/L67cm(W34/L29) price:¥38,800+tax 夏といえば冷たい飲み物!冷たい飲み物といえばサイダー!ラムネ!ということで今日はそんなラムネ屋さんのデニムを紹介したいと思います。 尾道の街から渡船で約5分、向島に渡るとフェリー乗り場から少し歩いたところに後藤鉱泉所(後藤ラムネ製造販売所)はあります。ここではラムネなどの清涼飲料水の製造販売を行っています。奥が工場になっており、販売されている飲み物はすべてここで作られています。 ラムネのほかにミルクセーキやクリームソーダなどがあります。瓶は今では作られていない貴重なもののため、持ち帰りはできません。 [...]

2019-01-06T12:08:54+09:002017. 07. 29|

尾道デニム写真集 page28

LOT No.417B 職業:建設業 MODEL:RESOLUTE 710 SIZE:W84cm/L70cm(W33/L30) price:¥42,000+tax 尾道の建設会社で働く若き現場監督。 現場監督とは、建設業における統括安全衛生責任者。技術者でもあり、現場全体を取り仕切る責任ある仕事です。 私たちが住む家や職場の建物など、全ての建設物は建設業の方々が一から作っているんですね。BLOGを書くにあたり色々調べてみると、このデニムのカッコ良さが改めて感じられてきました。 [...]

2019-01-06T12:09:17+09:002017. 07. 21|

柑橘農家さんデニムレポート

こんにちは。ONOMICHI DENIM PROJECTです。 今日は尾道デニムプロジェクトに参加してくれている柑橘農家さんについてご紹介したいと思います。 しまなみ海道で尾道側から3つ目の島、瀬戸田(生口島、高根島)は全国でも有名なレモンなどの柑橘の産地。そこで1年を通してレモンやブラッドオレンジなどなど沢山の柑橘を栽培している農家さんのところへお邪魔してきました! 柑橘畑からの景色は瀬戸内海が一望でき、とてもきれいでした。この日は曇りでしたが、かなりの湿気で汗が止まらない!暑い中、いつもデニムを穿いてくださっているプロジェクト参加者の皆様には感謝でいっぱいです。。 この方はプロジェクトに参加する前からデニムを穿いて作業をしていたので、尾道デニムは仕事に最適だとか。デニムは砂や草などの汚れがついても手で払えばすぐ落ちるのが魅力だそう。 ベルトを巻いてハサミなどの道具をぶら下げるのがいつもの仕事スタイル。コンテナなどを運ぶことも多いのでボタンのアタリもくっきり出ています。 そして果汁がたっぷり染み込んだデニムは、緑や黄色が混ざったような独特の色合いになっています。 やわらかい人柄とは裏腹にデニムは土や果汁でかなり激しめ。(笑) [...]

2019-01-06T13:03:04+09:002017. 07. 18|

デニムの色落ちの謎

実は色落ちするのはデニムだけではなく、Tシャツであれニットであれ染色された糸で織られた衣類は着用を繰り返していくと色落ちします。もちろん洗濯でも色落ちするし、紫外線による色褪せ(=日焼け)でも色落ちします。 最近のカラーパンツによく見られる製品染めは、白(生成り)の生地で作った白いパンツを製品のかたちで染料に入れて染めており、糸の状態で染めて織り上げたものと比べると色落ちが早い特徴があります。その代わり、均一でないムラ感ある染め上がりが独特の「味」となり、生産効率も良いことからよく使われる染め手法です。 一方デニムはというと、もちろん糸の状態でインディゴ染料で染めています。面白いのは、インディゴ染めされた糸を使うのは表側にくる縦(タテ)糸のみで、裏側になる横糸は染めていない生成りの糸で織り上げらることです。なのでデニムは裏返すと白いのです。 そしてデニムを染めるインディゴ染料、実はかなり色素が定着しにくい染料で、しっかり濃い色に染め上げるには何度も何度も繰り返し染め工程を行う必要があり大変な手間がかかるのです。効率化を求めて別の染料で下染めなどする場合もありますが、基本的には何度も浴槽を潜らせながら少しずつ濃い色に染めていくのです。 これによってどんな事が起こるかというと、デニムの縦糸の断面をご覧いただくと一目瞭然なのですが、糸の芯まで染まっていないのです。これを「芯白(シンジロ)」とか「中白(ナカジロ)」と言います。芯が染まらず白いままという事は、穿き込んで外側のインディゴ染料が落ちてくると芯の白い部分が出てきて色落ちするのです。なのでのっぺりと色落ちせず、よく擦れる部分と擦れにくい部分のメリハリが効いて立体感が生まれるのです。これがデニムの色落ちの秘密です! また、糸そのものや織り上げた生地がフラットな状態よりも、太さにムラがあったりザラつきがある不均一な状態のほうが色落ちにメリハリが出やすいと言えます。最新のハイテク織機で織った生地もきれいで良いですが、デニム本来の味のある色落ちを楽しみたい方は旧式の力織機で織ったビンテージタイプのデニムを選ぶとより色落ちを楽しめると思います。 今日はデニムの色落ちの話しでした。マニアックな話にお付き合いいただきありがとうございました。

2019-01-06T12:10:08+09:002017. 07. 02|
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