魔鏡をつくれる最後の鏡師と尾道デニム。
プロジェクト第1弾の期間(2013年1月〜2014年1月)は尾道でエネルギー関係の仕事に携わられていた方の元から、魔鏡の伝統的な製造方法を唯一継承している魔鏡師にバトンタッチした1本に刻まれた物語。詳しくはこちら→「伝統と革新」旅するデニム、京都へ 鏡師 / 山本 晃久 プロフィール:1975年京都生まれ。山本合金製作所 5代目。国内で数少ない手仕事による和鏡・神鏡・魔鏡を製作する山本合金製作所に生まれ、大学を卒業後、家業に入る。祖父、山本凰龍に師事して伝統技法を受け継ぎ、全国の社寺の御霊代鏡や御神鏡の製作や博物館所蔵の鏡復元に携わっている。2014年、安倍首相からローマ法王に献上された切支丹魔鏡の制作に関わる。工芸の新しいあり方を模索し、アートプロジェクトなどにも積極的に参加している。 ※山本合金製作所 初代/山本石松、慶応2年(1866)神鏡作りを開業。2代目/山本真一、伊勢神宮式年祭の御神宝鏡をはじめ、宮内省掌典職、内務省神社局、神祇院等の御下命により、日本全国ほとんどの神社の御霊代、御神宝鏡を製作。3代目/山本真治、文化庁より無形文化財として表彰/勳五等瑞宝章を賜る。4代目/山本富士夫、隠れキリシタン魔鏡をローマ法王へ献上。神社やお寺に納める青銅鏡(金属の鏡)を作っており、鋳造(ちゅうぞう)から鏡の裏の模様の制作、仕上げなど、すべての工程を手作りしている。 1年間の着用シーンや着用頻度は?? 「洗う以外は、毎日穿いていました。だいたい、1ヶ月穿いて、洗うの繰り返し。実は昨年春に1本新品でも購入をしたので、プライベートではそっちを穿いていたりもします。ちなみに、学生時代からデニムは(リーバイスやドゥニームなど)良く穿いてました。」 [...]