トドス・サントス・クチュマタン村の民族衣装

By 2016年1月21日高崎まりこ

こんにちは。ilo itooタカザキです。今日はグアテマラのトドス・サントス・クチュマタン村のお話。

この村はメキシコの国境に近い小さな村。だけど、今でも村の人たちのほとんどが民族衣装を着ていることで有名な村です。まるでユニホームのように、子供も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、年頃の若者たちも男女それぞれみーんな同じ民族衣装を着ています。

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私が行ったのはお祭りがある日でしたけど、普段着もこれだそう。そんな村の仕立て屋さんがこちら。

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年季の入ったJUKIのミシン使ってます。

グアテマラで村人がみんな同じ民族衣装を着るのは、スペイン占領下で地主が自分の土地や農園の労働者をわかりやすくするためと聞いたことがあります。それが本当なら少し切ない歴史ですが、今はこの村の大切な文化としてみんなで守ろうとしているそう。

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こちら、一番右が今回トドス・サントス・クチュマタン村を案内してくれたマカリオさん。コーヒー関係の仕事をしていて、日本にも来たことがあります。

左は息子さんたち。同じ民族衣装でも襟やそで口、ベルトで個性を出しています。お父さんの素敵な笑顔と息子さんたちの誇らしげな顔。

ONOMICHI DENIMに負けず劣らずのかっこよさと思うのは私だけでしょうか?


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Mariko Takazaki

関連サイトilo itoo(イロイトー)
福岡県出身。大学卒業後、JOCVに参加し中米グアテマラに2年間滞在。今はグアテマラの先住民女性たちと一緒に伝統の手しごとを使ったオリジナルのものづくりをするilo itoo(イロイトー)のマネージャー。初めての尾道訪問でONOMICHI DENIMと繋がって旅するDENIMのOWNERに。

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