みなさんフリーダ・カーロを知っていますか?
メキシコの女流画家で、小さい時の病気とその後の交通事故で
体に障がいを抱えながらも情熱的に生きた女性です。
その死後50年を超えて公開された遺品を
日本人の写真家石内都さんが撮影する様子を追った
ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように』が
今、佐賀県のシアターシエマで上映中です。
同じ中米の手仕事を扱うブランドとしてilo itooは
映画とタイアップして企画展をさせて貰っています。
最近、搬入の時はいつもONOMICHI DENIM。
グアテマラの絣シャツとも相性よし。
フリーダ・カーロはドイツ人の父とメキシコ先住民の母との間に生まれたハーフで
生涯、先住民の伝統に敬意を払い、好んで民族衣装を身に着けていました。
衣服はその地域の歴史や伝統、文化、気候など様々なものをあらわす奥の深いもの。
デニムも民族衣装ではないものの、文化を象徴する衣服のひとつではないかと思います。
何だか固くなってしまったけど、
着るものってファッションを超えて考えても面白い。
フリーダ・カーロは左右の足の長さが違ったのですが
身につけていた靴の装飾を見ると、
底の厚さは違うのに飾りの位置は同じ。と
美意識の高さがうかがえます。
マドンナを始め、女性ファンの多いフリーダ・カーロ。
静かだけど、何か強く感じる部分のあるこの映画、
佐賀近郊の方はシアターシエマで、
それ以外の方も是非、観てみてくださいね!