LOT No. 464A
職業:デニム工場
MODEL:RESOLUTE 710
サイズ:W 68cm / L 68cm (W27/L29)
price:¥38,800+tax

デニム生地生産量は国内トップシェアを誇り、その品質は日本はもとより海外からもその実績を高く評価されるデニム生地メーカー「カイハラデニム」の工場で働く方のデニムをご紹介。尾道デニムのオリジナルデニムの生地たちもカイハラさんで生産されたものです。

こちらはONOMICHI U2というSHOPで働いてた方が途中で穿けなくなったことで、デニム工場の方へ受け継いでいただいた2代モデルです。U2ではデニム工場の方々が生産した生地を使った商品も販売されていました。販売員から生産者のもとへ受け継がれていくなんて素敵ですよね。

デニム生地をつくるまでの数ある工程の中で、この方は「整経」という部門を担当していらっしゃいます。
「整経」とは染色する前の準備で、一つの糸(チーズ)を染色用に長くロープ状に束ねる作業のこと。600〜900本の原糸を約6000ヤードの長さのロープ状に束ね、円筒形に巻いきます。(整経:経糸を整えると書いてセイケイと言います)

ロープ状に束ねられた糸は染色液に通すことで、芯を染めずにインディゴ染色をすることができます。芯を染めないことでデニム特有の色落ちが生まれているのです。

このデニムのようなかっこいい色落ちのためには欠かせない作業ということです!

膝~腿の激しい色落ちは、生産した糸を倉庫へ積み込む作業や、チーズ(糸)とチーズをつなぐ作業で膝を着いたり、屈伸運動が多いためです。ペンキは機械を塗り直したときに付いてしまったものだそう。

裾が靴で擦れてチェーンステッチのアタリがかっこいいです。ステッチが一部切れていますが、この色落ちにこのくたっと感、すきです。

デニム工場の方へ受け継がれた時点で全体的に淡い色になっていましたが、その状態からここまでメリハリを付けれるのはさすがです…!ハチの巣もきれいです。

寒い時期は暗い色を着がちなのでこれくらい淡い色を合わせるのもいいですよね。色が薄くなっている=生地が少し薄くなっているので、この時期はデニムの下にパッチは必須です。暖かくして寒さに負けずかっこいいデニム穿いて過ごしましょう~!

このデニムからたくさんの愛を感じていただけると思います!是非SHOPにてご覧くださいませ。