
9月29日付けの繊研新聞で尾道デニムキャラバンのスタートや、スターターキットについてご紹介いただきました。繊研新聞さんには、昨年の7月に大きく取り上げていただき、この記事がきっかけで一気にプロジェクトが広がった印象を受けています。有り難いことです。
▲2013年7月17日付 繊研新聞
本物のUSEDデニムを通して、ファッションというジャンルのみにとどまらず、新たな町おこしのやり方、働く人たちの格好良さ、尾道の魅力の伝え方、日本のものづくりの価値観を世代を越えて追究していく面白さ等、このプロジェクトを通して皆様にお伝えし、共有していきたいことは沢山あります。
1日1日と起きたことが、時に皺となり、擦れとなり、ナチュラルな色落ちとしてデニム1本に確かに刻み込まれていく。人が違えば動きも違うし、体験することも、出逢う人も、そこで生まれる感情も違う。尾道デニムは、その違いが味となり、価値と変わっていく可能性が詰まっています。そして、それは有名な人が穿いたから格好いいデニムが出来るとか価値が出るとかではなく、誰にでも価値を創り出せるかもしれないという無限の可能性が秘められているということ。この面白さを、より沢山の方たちと「デニムの色落ちを愉しむ」という体験を通してシェアしていきたいですね。
テレビ、新聞等々のメディアの方々、本当にいつも丁寧に切り取っていただき有り難うございます。何か動向を追ってしまいたくなったり、1年目には想像もしていなかったことが起きたり…いい意味での裏切りを仕掛けていけたらと思っています。
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KASUMI OGAWA
関東から移住してすぐに尾道のまちと人と関わり、立ち上げた愛すべきプロジェクト。“尾道から世界へ”という夢を実現するためには、格好いいデニムが出来上がることに加えて、そこに注がれる熱が必要不可欠だと感じます。ONOMICHI DENIMを想像がつかない世界へ連れていきます!

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