ドイツでの大学生活はキリキリマイ 〜ドイツからの手紙 VOL.23〜

By 2016年4月14日REPORT, 堀江伸吾

ドイツの春はサマータイムに切り替わるタイミングでやってきた。長い間羽織っていたダウンジャケットも日中には必要ないくらいになったし、休日には庭やカフェのテラスで日光浴をしながらおしゃべりをしている人達をよく見かける。残念ながら今住んでいる町には桜がほとんどない。散歩中に3本だけ大きめの桜を見つけたけれど、花見はどうやら出来そうにないので、日本の桜が懐かしい。2016 flühling-11

ドイツでの大学生活は思った以上に大変で、旅にもなかなか出かけられそうにない。毎日ドイツ語の授業に追われ、加えて小論文の提出にキリキリ舞いしている。

そんな中でもアルバイトをして生活費を稼がなければならない。はじめはクライミングジムで働いていたのだけど、最近はドイツ人が経営する日本食風レストランでウエイターとして働いている。日本食風と書いたのは面白い料理が出たり、お客さんに対する考え方が日本と違うからだ。例えば太巻きを揚げたり、ラーメンに目玉焼きが乗っていたり、味噌汁は前菜だったりする。聞いた話によると、欧州化された寿司は「フュージョンスシ」と言われるらしい。それにしてもテラス席で寿司を食べる姿を見るのはまだ慣れない。

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学生が働く仕事で最も多いのはウエイターだというが、その理由も働いてみてわかった。正規の時給の他にチップがもらえたり、賄いを食べさせてもらえたりするからだ。今までチップをもらえる仕事をしたことがなかったけれど、お客さんからチップをもらえると仕事を認めてもらえたようで嬉しくなる。職場では黒のシャツを着るように指示されているけれど、ズボンに関しては指定がなかったのでデニムで働いている。時々醤油が飛んでしまうけれど、これもドイツの味だと思って欲しい。

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SHINGO HORIE

SHINGO HORIE

三重県奥伊勢出身。10代でスキューバーダイビングにハマり、ダイビングインストラクターになるため、尾道で海技学院に入学。卒業後、ダイビングインストラクターとして就職。山口県、鹿児島トカラ列島、沖縄本島を転々と仕事をする。その後、ダイビングの能力を活かしつつ人助けるため、海上保安庁に入庁。入庁後、潜水士、特殊救難隊として救助活動に専従しつつ、休暇では海外一人旅を続ける。3.11発生後、組織ではなく自分自身の力で人の役に立ちたいと考えていたところ、ドイツ旅で出会った知人がドイツ移住を勧める。悩んだ末、2014年1月渡独。現在、ドイツ語を勉強しつつ、自分探し中。
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