ドイツからの手紙 VOL.22

By 2016年2月4日REPORT, 堀江伸吾

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ドイツでの新年

ドイツの新年の祝い方は日本とはまったく違う。除夜の鐘の代わりに年が変わった途端、街の至る所で花火が打ち上がる。行政が打ち上げているのではなくて、個人が好き勝手に街の至る所で花火を打ち上げている。家のすぐ側であっても普段は人通りの多いメイン通りであっても、教会のそばであっても関係ない。街じゅうが煙に包まれる。

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新年を迎えた瞬間、ドイツで花火に火をつけることができる年に一度の時間が始まる。実はドイツでは普段は花火は売られていなく、遊ぶことはできない。その反動なのか、普段は秩序を重んじるはずのドイツ人が老若男女、この時間に一斉にはしゃぎだす。花火は無秩序に打ち上がり、どこから飛んでくるかわからない。もちろん間近で炸裂する花火は怖くもあるけれど、夜空に輝く花火はやはり美しい。もちろん日本には敵わないけれど。今年の年越しは友達に誘われて葡萄畑のある山の上から花火を見下ろした。

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大学生活とデニム

実は昨年の夏の記事を掲載している間に、Stuttgart(シュツットガルト)という街で大学生になった。ここはベンツやポルシェの本社のある街なのだけれど「ドイツ最大の村」と揶揄されるほど、のんびりしている。そして尾道のように坂が沢山ある街だ。

ドイツでは坂が多い街は斜面を使った葡萄栽培が盛んになる。だから、この地域ではビールよりもワインの方がよく作られるようで、秋には黄金色に輝く葡萄畑を見ることができた。

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大学では20歳前後の同級生に囲まれながら、ワイワイと勉強している。日本では馴染みのない分野でドイツ語の授業にもキリキリ舞いだ。デニムもまさか大学生活を経験できるとは思わなかっただろうけれど、僕も大学生活を送るとは思わなかった。年齢はこの国では関係ない。デニムとともにキャンパスライフを楽しもうと思う。

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SHINGO HORIE

SHINGO HORIE

三重県奥伊勢出身。10代でスキューバーダイビングにハマり、ダイビングインストラクターになるため、尾道で海技学院に入学。卒業後、ダイビングインストラクターとして就職。山口県、鹿児島トカラ列島、沖縄本島を転々と仕事をする。その後、ダイビングの能力を活かしつつ人助けるため、海上保安庁に入庁。入庁後、潜水士、特殊救難隊として救助活動に専従しつつ、休暇では海外一人旅を続ける。3.11発生後、組織ではなく自分自身の力で人の役に立ちたいと考えていたところ、ドイツ旅で出会った知人がドイツ移住を勧める。悩んだ末、2014年1月渡独。現在、ドイツ語を勉強しつつ、自分探し中。
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