全5回”デジタルホームレス的Hawaiiオススメ特集”も今回で最終回。フィナーレを飾る記事は、”ハワイ離島生活”でございます。え?そつなく再開するな!?って?笑 そうです。2週間更新放置しておりました。誠に申し訳ござません。社員一同こころよりお詫びもうあげます。社員一同といっても、わたくし個人事業主ですので、一人しかおりません。でも、重ね重ねお詫び申し上げます。

さて。今、韓国におります。暑いですが尾道デニムも履いてます♪ ハワイからは2週間前に帰国したのですが、波乗りが最高すぎて仕事が滞っておりました。そして、日本に帰ってきてえらい目に合いました。仕事地獄でございます。いや、このご時世お仕事いただけるだけでもありがたい。なので、仕事天国という表現にしましょう。

そして、そのまま荷物詰め込んで韓国出張へ。アロハとは程遠いですが、「アロハ〜」のイントネーションで韓国風に「アニョハ〜」。どうも、どこに行っても現地人に間違えられる率が異常に高い”デジタルホームレス”の村上洋平です。
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見た目だけはハワイですが、ここは韓国です。

さて、いつものように前置きが長いですが、いよいよ本題。今日は”ハワイ離島生活”です!!この記事を楽しみに2週間お待ちいただいた、
1億3000万人の日本国民の皆様!!のうち、
ハワイ好きの推定3000万人の皆様!!のうち、
このブログを見ていただいている推定3名の皆様!!大変お待たせいたしました。

ハワイには、ワイキキのあるオアフ島以外にも魅力的な島がたくさんあります。
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オアフ島の次に観光客の多いハワイ島。一番大きのでビッグアイランドと呼ばれております。去年レンタカーでぐるっと一周したんですが、

亀出没率が異常に高い”加山雄三”でおなじみのブラックサンドビーチに行ったり、

手をつけていない溶岩地質の土地と、その土壌に合う植栽を行う土地。二つの境界線を見に行ったり、

古い町並みが残された、映画”ホノカアボーイ”の舞台となったレトロな映画館を視察したり、
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フォーシーズンズで友達の結婚式があって、普段は車内泊なのに調子こいて泊まってみたり、
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本当は女の子と見たい星空を、なんで男三人で見ないといけないんだと嘆いたり…
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と、色々行きましたが、ハワイ島は調べれば山ほど情報出てくるので、あとはググってください 笑

続いて、観光客の多いマウイ島。(村上洋平調べ)
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ポタリングキャンプには最適の島です。ここからラナイ島・モロカイ島には船でもアクセス可能。かなりキてますが、ハワイの船移動面白いですよ♪ 数年前にオアフからも海路アクセスの拠点が作られてたのですが、環境保護団体の反対だか、政治圧力か、なんかそんな理由で建物だけ立てて白紙に戻ったみたいです。是非、作って欲しいな♪

続いて、観光客の多いラナイ島。(村上洋平調べ)
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山田優と小栗旬が結婚式した場所ですね。シップレックビーチの難破船にゴムボートと投げ縄を使っていつか乗り込み、比較明合成写真を撮りたいと思ってます♪もっと知りたい方はググってください。

続いて、観光客の多いカウアイ島。(村上洋平調べ)
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大自然が残る島です。あとはグーグル先生に聞いてください。

続いて、元軍事島のカホオラウェ島は、多分一般人は渡航できません。(村上洋平調べ)
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続いて、50年前にスコットランド人がピアノ1台と10,000ドルで、島を島民付きで買い取ったという若干意味のわからないニイハウ島は、一般的には入島禁止ですが、島内の医療用緊急ヘリコプターを運用する費用をまかなうために運営されているカウアイ島発のツアーが唯一島に入る方法です。いつか行ってみたいです♪
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さて、たくさんある島でハワイに飽きた方にいっていただきたい島。それは、上記にまだ出ていない最後の島。”モロカイ島”です。ネットで調べて、日本語でまともな情報が出てくるのは、リゾートホテルと、深夜に開店するあるパン屋さんのことくらい。(ここのパン屋が最高なんです。今まで食べたパンの中で一番美味しい。)それ以外は未知の島です。

表向きのモロカイ島は、このサイトを見たらイメージわかると思います。
https://retrip.jp/articles/697/

さて、ながーい前置はここまで。いよいよ本題です。(本日二回目 笑)
この島に伝わるある物語の話です。

その昔、ハワイでハンセン病が流行したときのお話。ハンセン病とは皮膚や末梢神経への内寄生する感染症で、感染能力は非常に低く、現在は治療法も確立してるのですが、当時は、不衛生な環境で極端に体力が低下していると感染しやすいその病気は不治の病とされていました。

ハンセン病患者をモロカイ島の中央北部、北は海に囲まれた半島、南は断崖絶壁の山
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そんな場所であるカラウパパに隔離してしまいました。

劣悪な環境での生活を余儀なくされたハンセン病に侵されてしまった人々の為に立ち上がったのがダミアン神父。
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デジタルホームレス的には、親近感のわくヴィジュアルですね。

氏はモロカイへの赴任を志願し、単身で島に乗り込み、道路や学校・病院などインフラを中心として文化度を上げてゆきました。
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しかし、ハンセン病患者はダミアン神父のことを部外者としか思っておらず、両者の間には大きな溝が。苦悩した上で、ダミアン神父は患者に寄り添い、患部に触れる事すら躊躇しなくなり、最終的には自らもハンセン病に侵され生涯に幕を閉じます。

そんな彼は、1810年にハワイ諸島を統一した”カメハメハ大王”、1900年代初期にオリンピックでメダル5つを獲得し初代ワイキキビーチボーイズのメンバーでもあるデューク・カハナモクと並び、ハワイの三大聖人として祭られ銅像も建てられています。
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そんなダミアン神父が生涯を捧げた島”モロカイ島”。
ネットの噂では、老婆しかいないその村は外来者が来ると窓の隙間から睨みつける…とか、一年に一度だけ支給船がくる日以外は、ひっそり息を潜めて生活してる…とか。真実なのか噂なのか判断のつかない様々な情報があふれておりました。
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チェルノブイリ原発事故の際、風下の村に暮らしていた人々を画家・貝原浩が描いた”ベラルーシの婆さまたち”。全く想像のつかないその場所で暮らす人々のイメージはまさにそれ。

えーっと、ここまでが本当の前置でして…笑
そんな場所の真実を確かめてみたくて、マウイ島から船でカウナカカイに上陸し、カマコウ山のふもとまで自転車で3時間。そこから、急な坂道を自転車で押すこと5時間。山頂のカラウパパ展望台でキャンプを貼り、豪雨と野犬の遠吠えに怯えながら夜を越し、日の出と共に20kgの機材を担いでトレッキングで山をくだりカラウパパへのアタックを試みます。
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長くなったのでまた次回にするセヨ〜♪
後半へ続く…

※ちなみに 村上洋平調べ とは、僕の単なる想像です。間違ってたらごめんなさい 笑