ドイツからの手紙 VOL.10

By 2015年7月4日堀江伸吾

ドイツは真夏

ドイツは日本より1ヶ月くらい夏を先取りする。なので7月は夏真っ盛りだ。
気温も40度近くまで上がるが、湿気が少なく広大な大地が日光を吸収してくれるのか、木陰に入ると過ごしやすい。太陽の輝く日には川や湖の側で、たくさんの人が涼を求め集まっている。一方で山に入って涼を求める人も多い。

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ドイツの山へ

先日、連休が取れたのでミュンヘンから電車で1時間程の山に登ってヒュッテに一泊してきた。ミュンヘンはドイツでも南方でアルプスの近くに位置している。大都市から1時間でも充実した登山が出来る山がたくさんある。

さらに、ドイツ人は登山やハイキングが好きな国民性だからか国の山岳協会の管理が行き届いていて、道がしっかり整備されていたり、山小屋の価格がとても安く(山岳協会の会員だと10€程度で山小屋に泊まることが出来る)気軽に山に入る事が出来る。

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山のデニム

日本よりも標高が低い山が多いからか軽装で登山に行く人も多く、5月下旬に登りに行った時はデニムを履いた年配の登山客が多くてビックリした。日本だったら「山をなめるな!」と怒られそうな服装だけれど、場所が変わるとまったく登山スタイルが違うのが印象的だった。

山小屋のスタッフも街なかと同じ様にデニムを履いて働いていたのにはビックリしたが、これがヨーロッパでは普通みたいだ。

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日本に比べると太陽の光が強くて乾燥しているのがドイツの夏山の特徴だ。日本の速乾吸収性に優れた服装はドイツにはあまり適さない様で、風を通す襟付きのシャツが主流の様だ。サングラスと日焼け止めを忘れると日差しで痛い目をみることは去年学んだ。

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ドイツでの夏との向き合い方

街なかでは冷房を備えている所がほとんどない。だから外に出て風に触れるのは理に叶っている気がする。河原にノートパソコンを持って行ってレポートを書いている友人もいるが、気分転換だけに外に出る方が好きだ。夏を快適に過ごすために自然に触れる習慣はドイツの良い所だ。

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そんな事を考えながら山を吹く風を楽しみ、夕日を眺めた。下山途中に民家の軒先で売られていた手作りジャムは自分への小さなお土産だ。

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SHINGO HORIE

SHINGO HORIE

三重県奥伊勢出身。10代でスキューバーダイビングにハマり、ダイビングインストラクターになるため、尾道で海技学院に入学。卒業後、ダイビングインストラクターとして就職。山口県、鹿児島トカラ列島、沖縄本島を転々と仕事をする。その後、ダイビングの能力を活かしつつ人助けるため、海上保安庁に入庁。入庁後、潜水士、特殊救難隊として救助活動に専従しつつ、休暇では海外一人旅を続ける。3.11発生後、組織ではなく自分自身の力で人の役に立ちたいと考えていたところ、ドイツ旅で出会った知人がドイツ移住を勧める。悩んだ末、2014年1月渡独。現在、ドイツ語を勉強しつつ、自分探し中。
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