旅するデニム 〜ドイツからの手紙 vol.7 〜 

By 2015年5月5日堀江伸吾

ドイツからプラハへ
ミュンヘンから簡単に訪ねる事が出来る街のなかでも、チェコのプラハが好きだ。プラハは戦争の影響をほとんど受けておらず、迷路の様な古い町並が残っている。気がついたらドイツに移住して1年の中で、3回も通っていた。今回はそんな愛しの街へ、初めてデニムと旅をした。

古いだけではなく、街を歩くとハッとする美しい場面に出会う事ができる。それもプラハ歩きの魅力だ。もしプラハを訪れる事があれば、早足の旅ではなく、ゆっくりとした旅をおすすめする。ドナウ川の岸辺に座りながら、沈み行く夕日に照らされ輝くプラハを眺める時間は格別だ。そしてゆっくりと訪れる夜のプラハも楽しんで欲しい。

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世界一おいしいビールを楽しむ
世界で1番ビールが飲まれる国はどこだか訪ねると、大抵「ドイツ」との返答が来るが、実は「チェコ」が世界一のビール消費量を誇っている。日本でもよく飲まれている金色のビールは「ピルスナー」というタイプだが、これはチェコのピルゼンという街で初めて醸造されたことは有名だ。プラハには世界一おいしい生ビールを出すという店がある。初めて飲んだ時は「なんでこんなにうまいんだ?」と感動した。それ以来、プラハを訪れれば毎夜通い続けている。世界一おいしいビールを片手に、デニムには申し訳ないが雰囲気だけ味わってもらい、僕は楽しく呑んだ。

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世界から訪れる酔客と雑談して笑い合った後、ほろ酔いになって帰る宿までの道、夜の街灯が煌めく街を走る路面電車は妖しく、美しい。古都には路面電車が似合う。

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プラハとデニム
朝の街を散歩中に、家族全員がデニムを履いて歩いている場面に出会った。子供を学校まで送りにいく途中のようだ。プラハでもドイツと同じくらいデニムを履いている人をたくさん見かける。もちろんデニムを履いている人は旅人であったり住人であったり様々だけれど、この小さい街で世界のデニムに出会う事が出来る。いつか、僕以外にも尾道デニムを履いた人がプラハを訪れる日がくるだろうか?そんな日を楽しみに、プラハの時間を過ごした。

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SHINGO HORIE

SHINGO HORIE

三重県奥伊勢出身。10代でスキューバーダイビングにハマり、ダイビングインストラクターになるため、尾道で海技学院に入学。卒業後、ダイビングインストラクターとして就職。山口県、鹿児島トカラ列島、沖縄本島を転々と仕事をする。その後、ダイビングの能力を活かしつつ人助けるため、海上保安庁に入庁。入庁後、潜水士、特殊救難隊として救助活動に専従しつつ、休暇では海外一人旅を続ける。3.11発生後、組織ではなく自分自身の力で人の役に立ちたいと考えていたところ、ドイツ旅で出会った知人がドイツ移住を勧める。悩んだ末、2014年1月渡独。現在、ドイツ語を勉強しつつ、自分探し中。
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