尾道から世界へ  〜デニムでつなぐ物語〜

なにげない日常に、ここに暮らすすべての人に、それぞれの温かい物語がある。たった今、流れる尾道の空気をつくり出している人たちと、これからの尾道を作っていく人たちの物語。そんな物語をデニムに刻み込み、デニムを通じてその物語を世界へと伝えていく。デニムは世界と尾道をつなぐ手紙のようなもの。デニムという世界共通の言語を使って交わる。魅力あふれる尾道をデニムという手紙を使って伝えていきたい。そこには言葉を超えて誰もが感じる事のできる尾道がきっと詰まっているはずだ。いつかその手紙を受け取った誰かが尾道におとずれた時、人と人とが巡り会い、新たな物語がはじまる。

デニムと尾道

一見なんの関係もないようだが、実は世界でも有数のデニムの産地である備後地方。世界的な有名ブランドも備後のデニム生地を使うほど、そのクオリティは世界最高レベル。「世代を超えた人の手で、備後地方の繊維業、日本のものづくりの価値を受け継いでいきたい」 「日本のモノづくりの価値の追究こそが、日本人の精神性をあらわす」 「尾道という町の魅力を日本全国、世界へ発信したい」 そんな思いが重なり、2013年1月31日、RESOLUTEの合同企画として尾道デニムプロジェクトは動きはじめた。

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ONOMICHI × DENIM


尾道の職人とつくるリアルUSEDデニム 

尾道の人たちとともに 「本物」のUsedデニムの創作に挑む第1弾。尾道のリアルワーカーが持つそれぞれの個性と物語が、違った形でデニムに現れてくる。それを、「尾道デニム」として世界に発信し、販売をしようという世界でも類をみない試みに挑戦をしようという企画である

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A DREAM FOR 20 YEARS


20年以上追い続けた理想 

プロジェクト監修は、「Denime(ドゥニーム) 」 の創始者としても知られるデニムデザイナー林芳亨氏。20年以上も理想のデニムを追いかけ、頑ななこだわりで職人たちを牽引してきた人物。福山市松永町出身。プロジェクトで使用している「RESOLUTE(リゾルト)」 は、日本屈指のデニムデザイナー林芳亨氏が満を持して創り上げたデニムブランド。

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540 PAIR OF STORIES


540通りの物語

第1弾で創り上げたデニムの総数は540本。270人それぞれに2本ずつ渡し、週ごとのローテーションで穿いてもらう。その1本1本が備後の職人が魂を込めて作り上げたデニムたち。職人の魂を受け継いだ尾道のリアルワーカーたちが持つ個性と物語が、それぞれ違った形でデニムに現れてくる。1本たりとも同じ物は存在しない540本もの個性溢れる本物のUSEDデニム。尾道水道からそよぐ瀬戸内のやさしい潮風と太陽を浴びながら育っていく。

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270 PEOPLE


270人の個性ある参加者

プロジェクト参加者は主に尾道市民。市長をはじめ、住職、農家、漁師、繊維業、大工、左官、大学生、保育士、デザイナー、カフェ店員、ラーメン屋、スウィーツショップ店員、飲食業など、世代を越えた様々なワーカー270人が参加。郷土愛が強い尾道市民だからこそ実現できたと言っても過言ではない。

CLEANING

PER 1WEEK


1週間に一度の欠かせない工程 

1人に2本ずつ渡しているデニムは、1週毎に1本を穿き、毎週 「回収・配布」 → 「洗う」 → 「穿く」を交互に繰り返す工程を1年間続ける。回収したデニムは、島根県の専門の職人によって洗いをかける。それも色落ちの進行具合や状態によって、洗い方を変えている。状態をチェックしながら丁寧にモノを作っていくということも、尾道デニムにとって大切な部分である。

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EACH SET OF VALUES


全て1点物である価値 

第1弾は、2013年1月末〜2014年1月末まで行ない、それぞれの物語が刻まれた1点もののUSEDデニムが540本完成。1本1本をRESOLUTEデザイナー林氏が目を通し、ヴィンテージの風合いをチェックしながら値決めをした。

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ONLY ONE


尾道に旗艦店が誕生

2014年3月には、広島県尾道市に旗艦店 “ONOMICHI DENIM SHOP” を構え、第1弾で創り上げたUSEDデニムを販売している。国内外問わず、ONOMICHI DENIMを求めて行き交う場所を目指す。

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RESEARCH


職業とデニムの関連性を研究 

第1弾では特に漁師、大工、農家など、日々身体を動かす職業の方の穿いたデニムが良いヴィンテージの風合いを出している事が判明。そこで第2弾では、リアルなUSED デニムをつくること、デニムにのせて尾道を発信することに加え 「職業とデニムの(在り方、色落ち、形)の関連性」を深掘りしていく企画に発展した。

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RESEARCH METHODS


研究方法

「職業とデニムの関係性」とは、漁師の方の場合、太陽と海の塩によって育まれた日焼けによる微妙な色目の変化に特徴があったり、大工の方の場合、道具を持ったり、荷物を運んだりすることで太ももがよく色落ちしてくるなど、職種や働き方によってデニムに現れる特徴を指す。漁師、林業家、農家、住職、陶芸家、大工、医者… 職業によって異なる経年変化の過程と物語を追う。

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ONOMICHI DENIM CARAVAN


尾道デニムキャラバン 

1点1点風合いの異なる尾道デニムは、ショップでの対面販売に限定していたが、より多くの方に尾道やデニムの魅力をお届けするため「ONOMICHI DENIM CARAVAN(尾道デニムキャラバン)」と題し、全国各地での展示販売を開始。各地の人と繋がり、その土地を象徴する場所で尾道デニムをお披露目していくONOMICHI DENIM CARAVANは、2014年秋に県内から始まり、関東、関西、九州、四国を巡業中。

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TRAVELING DENIM


旅するデニム 

「旅の舞台は国内外。尾道デニムは、各地で働く職人さんから世界一周をする旅人まで様々な方へ受け継いでいく。“尾道の漁師さん”→“京都の○○職人”“尾道の保母さん”→“海外の○○職人”など、1本のデニムに別の新たな物語を刻み込み、唯一無二のデニムを創り上げていく。デニムを穿く事で背景の物語を共有し、時間をかけて本当に良い物の価値を実感していき、みんながデニムを育てることや人とのご縁、人の歴史を愉しんでいく」という企画。part.1はドイツの青年から始まった。

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