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About YURI IWABUCHI

ぱぁっと明るい笑顔と、パワフルな働きぶり。そんな人たちに育てられたデニムを履くと、いつもより行動的になれたり、ちょっと心強くなれるかもしれないと思っています。尾道とせとうちのこと、この地で生まれるデニムのこと、お店やブログでお届けしていきます。

尾道デニム写真集 page44 ~自動車整備士~

こんにちは。これまた久しぶりの尾道デニム写真集です! 本日は自動車整備士さんのお仕事場からお届けします。プロジェクトに参加する前は ツナギを着ていたのですが、デニムにTシャツで仕事をするようになったお二人。開始当初は、職場に来られるお客様から「今日は休みなん?」と質問をうけることも多かったそう。今では、デニムを穿いた車屋さんということで、定着したとのこと!とてもうれしいです。 いつも穿いているときに心掛けていることがあれば教えてください、と尋ねたことろ、「自分のデニムを買う人は、このデニムが欲しいと思ってくれるわけだから、そのために毎日大事に穿いています。」 とのお答え…! 沁みます。(笑)さて、そんな自動車整備士さんが育てたデニムがこちら。 LOT No.584A職業:自動車整備士MODEL:RESOLUTE711SIZE:W72cm L76cm (W29 L32)price:¥35,800+tax 全体的にはまだ濃いブルー箇所も残っており、これから穿きこむのが楽しみな1本。前身には下がりヒゲがきれいについています。仕事中についたオイルの跡も自然で、個性が出ました。後ろ側は縫製部分がしっかり縮み、青と白のコントラストがきれいです。バックポケットの右側には財布の跡が。 LOT [...]

2020-08-10T19:54:46+09:002020. 08. 10|

【期間限定】尾道デニム、ONLINEにて販売いたします!

いつもONOMICHI DENIM PROJECTを応援いただいてる皆さまへお知らせです。 新型コロナウイルスの影響がまだまだ落ち着かない中、いつもSNSや本ウェブサイトをチェックくださりありがとうございます。応援のメッセージをいただくたび、胸が温まる思いです。いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。 さて、前回のゴールデンウィークに引き続いて、ONLINE SHOPにて尾道デニムの販売を行います。普段のONOMICHI DENIM SHOPでは、それぞれのストーリーをお客様にしっかりお伝えするために、対面販売に限定しておりますが、しかし今年に限っては、お盆といえど外出を控えてご自宅で過ごされる方がほとんどではないでしょうか。 ショップでは、連休だからこその出会いがあります。毎年お盆のこの時期に店頭にお越しいただき近況報告をかねてデニムを見せてくださる方、全国から車やバイク(!)をとばして自分だけの1本を見つけに来てくださる方、地元への帰省をかね、日頃のアルバイト代で初めてのデニムを買ってくださる学生の方…わたしたちにとっても新しい出会いや再会が楽しみな8月ではありますが、ご自宅から外出できない方にも、最高の1本が見つけていただけるようゴールデンウィークに続き、今回も期間限定で販売することにいたしました。 日々少しずつですがONLINE [...]

2020-08-06T21:41:12+09:002020. 08. 06|

ODP001の生地を使用した帽子 登場

こんにちは。靴下に続き、今回は麦わら帽子を取り扱いスタートのお知らせです。尾道市内で70年近く続く帽子のメーカーの藤井製帽と、尾道の山手にある宿泊施設LOGがタッグを組んで作った麦わら帽子をご紹介します!LOGといえば、尾道の山手にある複合施設。尾道デニムプロジェクトでもデニムを穿いてくださっている、施工には左官職人の方や鉄工所の職人さんが関わっています。 サスティナブルをテーマに、商品づくりや、施設運営の仕組みを行っているLOG。例えば、プラスチックを使わずに紙を用いたパッケージを採用することや、本来であれば使えないような端材を用いた商品開発なども行われています。そんなLOGは尾道の山手のランドマークに仲間入りしています。さて、そんなLOGで生まれた帽子はどんな帽子かというとこちら。↑フィッシャーマンキャップ↑カンカン帽帽子は、カンカン帽とフィッシャーマンの2種。フィッシャーマンタイプのベルト部分、カンカン帽のリボンに、それぞれONOMICHI DENIM PROJECTのODP001で使われているデニム生地が使われています。↑ODP001の生地の風合いこの生地は、デニムプロジェクトスタート当初からデニムを穿き続けてきた、そしてLOGの施工にも携わる職人さん達から意見をもらって作ったデニムパンツに採用されているものと、同じもの。動きやすさを重視したために非常に柔らかく軽いのが特長です。この生地の持ち味が、リボンテープやベルトに活かせることを私たちも再確認しましたし、デニム生地だからこそ、もちろん経年変化も期待できる。個人的にはデニム素材が帽子にプラスされたことで、長く愛用する楽しみもプラスされたことに面白さがあると感じています。地元で大事にものづくりを続けてきたメーカーとLOGの想い、そして参加者のアイデアが詰め込まれたデニムの想いを活かした麦わら帽子というわけです。2020年はもうすぐ折り返し地点が見えてきました。今も、外へでかけたくてもなかなか難しい状況もありますが、近くへ散歩に出たり、必要備品の買い物に出たり、味気ないなぁと思える日々のルーティンも、気に入ったアイテムを身に着けて、いつもよりご機嫌に。帽子や、靴下、そしてデニムが、その一役を担えればと思っています!ぜひ、尾道デニムショップ店頭もしくはオンラインショップでお買い求めください◎>>カンカン帽:https://onomichidenim.stores.jp/items/5ebfa55172b9116e2ff0b5c7>>フィッシャーマンキャップ:https://onomichidenim.stores.jp/items/5ebfa45655fa0368a971375c フィッシャーマンキャップ(ナチュラル/ネイビー) カンカン帽(レディース/メンズ)

2020-05-16T19:15:02+09:002020. 05. 16|

【デニムを学ぶ。基礎知識】セルビッジデニムとは?

~ Denim 学習帖 初級編 ~ 皆様こんにちは! 尾道デニムショップの岩渕です。 2019年の春ごろよりお店に立ち始め、ようやくショップに立って1年ほどになってきました。私自身も学ぶことばかりで、やっとお店に慣れてきたところです。 これからデニムを穿きたい!いろいろ知っていきたい!という方に、デニムをマイペースに、少しずつ好きになっていただきたくて、お店や製造現場を訪れる中で少しずつ学んだ記録をブログにアップしていきたいと思います。 ので、我らが愛好家の諸先輩方、どうぞお見守りください。 店頭に立ち始めたころ「セルビッジ」という言葉に出会いました。今思えば、「なんでデニムショップ店員でそんなこともしらんねん」ですけども。セルビッジデニムは、昔のシャトル織機で織ったデニム生地のことを指します。そもそも、セルビッジはSelvedgeと書きますが、英語の元々の意味は織の端や織物のミミ。このミミ付きデニムがセルビッジデニム。よくショップでデニムパンツの裾を折り返して「ふんふん」とみられる方がおられます。つまり、ミミチェックですね。尾道デニムのPJ001も、もちろんセルビッチデニムを使っています。経糸(たていと)を三本挟み込んだオリジナルもの。 ↑PJ001のミミ部分 [...]

2024-02-05T18:22:07+09:002020. 05. 08|

尾道デニムプロジェクトのPJ001デニムはどこから?

こんにちは!デニムがはきやすい時期に突入したと思っていたら、まだ夏日が続く尾道からお届けします。今回は尾道デニムプロジェクトの想いを詰め込んだデニムは 、デニムをつくる現場のひとたちの想いも詰まっていることを伝えるためブログを書いています。 尾道デニムプロジェクト用オリジナルデニム<PJ001>。このデニムの生まれる場所は尾道市のお隣、広島県福山市の北部エリアです。 シンボル的存在、福山市に流れる芦田川。繊維と水は切っても切れない関係があります。 古くから備後絣(びんごがすり)という綿織物の生産が盛んで、現在はワークウエアやデニムなどのカジュアルウエアの生産を担う地域で作られています。国内でも繊維業は担い手が不足している中、福山市も例外ではありません。ただ、このデニムをはじめとする厚い生地を扱うことが得意であることから、トップブランドから縫製の受注をうけることも多く、無理難題を可能にしてきた経験豊富なスタッフを抱える工場がたくさんあることはあまり知られていません。ショップで改めてデニムを広げてみてみると、ポケット部分、スレーキ部分、金具部分…それぞれパーツによって糸の番手(太さ)が違ったり、縫い合わせる生地の分厚さが違ったりしています。 1本のデニムをつくるにも、パーツごとに行程があり、それぞれ専門の職人や必要なミシンが違うため、分業体制で生産されることがほとんどである中、PJ001は同エリアのある工場にて、一貫体制で製造されています。 工場の責任者曰く、製造行程の1つ1つに目を配り、最終的に1本のデニムになるまで責任をもって見届けることにこそ意味があるそうです。デニムのクオリティを上げることは、製造現場のレベルを上げることと同じ。どうすればもっと丈夫になるか、求められていること以上のものづくりができるか。試行錯誤の日々が続きます。尾道で仕事着として日々着用してもらうために完成したPJ001は、こうして産地の想いも詰め込まれています。そんな私たちの想いも詰まったデニム、PJ001もぜひお試しくださいね!

2019-09-28T16:01:17+09:002019. 09. 28|
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