尾道デニムができるまで

By 2017年6月8日NEWS

こんばんは。ONOMICHI DENIM SHOPです。

今日は尾道デニムがどのように作られているのかをご紹介したいと思います。まず、そもそも尾道デニムって何??という方もおられるかと思いますのであわせてご紹介します。

尾道のある備後地方はデニムの生地作りが盛んな土地で、世界でも有名な高品質デニムをつくり出す産地なんです。その地元である備後でつくられるデニムを、大工や漁師、農夫や医師など尾道の街の様々な職業の方が1年間ワークパンツとして穿き込むことで、加工ではない本物の色落ちのユーズドデニムを創作するのが尾道デニムプロジェクト。そして1年かけて創りあげた1点物のユーズドデニムこそが尾道デニムなんです。

さて、では具体的にどのように尾道デニムをつくっているのかをご紹介します!まずは尾道デニムのベースとなる新品のデニムを用意します。古き良き時代の製法を貫いてつくられたRESOLUTEデニム。

用意するデニムはお一人に2本。デニムのポケット裏にそれぞれのLOT No.をスタンピングして準備完了です。こちらのデニムのLOT No.は422。AとBで2本となります。

まずはAをお渡しして一週間、お仕事の時にしっかり穿き込んでいただきます。そして木曜日になるとBのデニムと交換です。DENIM SHOPに交換に来ていただける方や、島の方などSHOPに来られない方のデニムは、クルマに積み込んでスタッフが一日かけて交換にまわります。

お仕事終わりにデニム交換に来てくれる大工さん。カッコいいですね!

向島の漁師さんたちは、いつもこんな風にデニムタワーを作ってくれています(笑)。

こうして一週間穿き込んでいただいたデニムを回収し、きれいなほうのもう1本をお渡ししていきます。これがデニムプロジェクト名物?のデニム交換です。回収したデニムはグループ毎に仕分けをして島根県にあるデニムの洗いの専門工場へ送ります。ここで洗いのプロがしっかりと洗濯と乾燥を行い、次の木曜日までにきれいになったデニムがDENIM SHOPへ帰ってきます。そしてまた一週間穿き込まれたものと交換し、、、という風に、このサイクルを一年間ず~っと続けていきます。

こちらは島根県の専門工場で尾道デニムを洗濯している洗剤です。

尾道のワーカーがしっかり穿き込み、洗いのプロがしっかり洗う!余計なことは一切しません。デニムはもともとワークウエアですから、これが本来の使い方と言えます。きちんと洗濯をしてデニムを清潔に保ち、スタッフが1本1本を毎週チェックしながら穿き手の皆さんと一緒に育てていくので、それぞれの個性と履歴が全部わかっているのです。

ただの古着じゃない。尾道の街のみんなで創るリアルユーズドデニム、これが尾道デニムなのです。毎週毎週のデニム交換は穿き手の方にとってもとても大変な作業です。それを一年という長~い時間を掛けて続けていくわけで、尾道デニムプロジェクトは尾道の街の方々の熱い気持ちと優しさと、そして地元の魅力をお伝えして街をもっともっと元気にしたい!という想いで成り立っているのです。

だから私たちは1本1本すべてに思い入れがあり、お買上げいただく時は冗談ではなく「お嫁に出す気持ち」になるんです。ぴったりフィットしてお似合いで、尾道デニムを穿かれたお客様が笑顔になっていただけること、これに勝る喜びは他にありません。

なんとなくおわかりいただけたでしょうか。尾道の個性豊なワーカーそれぞれの想いの詰まった世界に1本の尾道デニム。ぜひ一度実際にご覧いただければと思います。尾道の商店街にあるONOMICHI DENIM SHOPには、ここでしか感じられないデニムの面白さが溢れています。


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学生時代にデニムと出会い、デニムの仕事に携わり続けてかれこれ20年。穿き込むことでどんどん自分にフィットしていくデニム本来の魅力は勿論のこと、尾道デニムを通じて人と人とが繋がることの楽しさを、たくさんの方にお伝えしていきたいと思っています。
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