旅するデニム ~ドイツからの手紙vol.5 ~

By 2015年3月27日NEWS

すっかり、大分キャラバンで温泉に味を占めた私たち。身体が温泉を求めている。そんなタイミングで、「旅するデニム 〜ドイツ〜」の堀江さんからお手紙が届いた。ドイツの温泉事情を聞くと「ドイツにも温泉はあるんだけど、37-8度と低めで物足りないです。温泉というか温水プールに何時間も入るってのがドイツ式みたい。大型の温水プール施設には大抵サウナがあるよ。寒くなったらサウナに入る様子。その中でも人気プール施設は、20種くらいのサウナがあったり、プールでアルコール飲めたりとかなり娯楽施設。注意すべきは……移動以外は混浴。サウナも混浴。タオル巻いてプール、サウナはNGってことかな…慣れたけど度胸が必要」だそう。

やっぱり日本の温泉文化って素敵。はやくも、尾道デニムの1本がドイツに渡って2ヶ月。尾道文化とドイツ文化が入り混じったデニムは、どのように変化しているのでしょう。

ドイツの春はすぐそこに?
庭先の日が当たらない一角にポツンとなごり雪が残っている。もう気温が氷点下になることはほとんどなく、すっかり春めいているが、ドイツ語を教えてくれるおばあちゃんは「5月までは油断出来ない」と笑って言う。このまま春になれば良いけれど。

雪がまだたくさん残っていた頃、森の中を歩いていると、後ろから馬が音も無く近寄って来ていて驚いた事がある。小径に積もった雪が乗馬中の足音を吸い込んで全く気がつかなかった。冬でも乗馬するんだな。と感心すると共に、雪の中を歩み去る静かな姿になぜか高揚した。

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理由ははっきり憶えていないけれど(おそらくモンゴルの騎馬民族のドキュメントの影響)、小さい頃から馬に乗って駆けてみたいと思っていた。ドイツに来てから一度だけ乗馬体験の機会を頂いて乗った時は、微かに伝わる体温や独特の躍動感に自転車やバイクとは違う「乗せてもらう」楽しさを感じた。数千年も前から乗り継がれている原初の乗り物。2度目の機会はなかなか巡って来ないが、いたるところに厩舎や乗馬クラブがあるので、いつかは一人と一頭で森の中を駆けてみたい。

近くの牧場で飼葉を与えていたおばちゃんにそんな話をしたら「乗馬は難しいけれど、とても楽しいわよ。もう一度体験にいらっしゃい。あ、写真は一枚だけにしてね、はずかしいから」と、写真を撮らせてくれた。そのおばちゃんもデニムを穿いていた。

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デニムにも春がやってきた
デニムがドイツに着いてから、2ヶ月あまりが過ぎた。ずいぶんと無精ヒゲが濃くなって、癖もついたが、泥や汚れもついてきたので一回目の洗濯をする事にした。サッパリした後は春の息吹を感じてもらおう。

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(つづく)(text:Shingo Horie/Germany )

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KASUMI OGAWA

KASUMI OGAWA

関東から移住してすぐに尾道のまちと人と関わり、立ち上げた愛すべきプロジェクト。“尾道から世界へ”という夢を実現するためには、格好いいデニムが出来上がることに加えて、そこに注がれる熱が必要不可欠だと感じます。ONOMICHI DENIMを想像がつかない世界へ連れていきます!
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