めでたいもの

By 2015年11月16日石原かづ枝

「松」「竹」「梅」などのおめでたい絵を惜しげもなく描かせてもらいました。

松といえば、私が通っていた保育園に立派な松の木があり、うちの祖母がいつもいつも「あの松の枝ぶりは見事だねぇ」と言っていたものです。その頃に「松の枝ぶりの見事さ」という存在に気づきました。

image

絵を描く時は店内や店外からの見栄えを考えて、松は松らしく、竹は竹らしく、梅は梅らしく描いていきます。節の形や小枝の曲がり方、花のつき方など、描いてるうちに気づくこともあります。

苔むしている幹を描いていると「これはだいぶ古い松だなぁ」と、大工のおじさんが後ろで呟いていることもあります。

ふと、「松竹梅」は、何でめでたいんだろうと…思い調べてみました。松竹は酷寒の中でも青々と逞しく、梅は雪の中でも花をつけ、長寿や吉祥のシンボルなのだそうです。特に松は仙人の食べ物だそうで格別なのですね。

とても暖かく気分の良い天気が続く秋ですが、もしかしたらこれからやってくる冬の日に、極寒の中でお絵描き、なんてこともあるかもしれません。「松竹梅」の精神でがんばります。


The following two tabs change content below.
KAZUE ISHIHARA

KAZUE ISHIHARA

関連サイト星屑社
岐阜の郡上八幡でデザインのお仕事をしつつ、ほとんどオープンしないことで有名な☆星屑社☆という雑貨屋をしています。いろんな所に絵を描きに出かけることも多く、愛着の持てる仕事着が欲しいなぁと思っているところに…
KAZUE ISHIHARA

最新記事 by KAZUE ISHIHARA (全て見る)

Translate »