旅するデニム ~ドイツからの手紙 vol.2~

By 2015年2月2日NEWS

「旅するデニム 〜ドイツ〜」の堀江さんが住むドイツへデニムが旅たち1ヶ月が経とうとしている。尾道からドイツ、今回はアイスランドへ連れて行ってもらっているデニムは、今、何を感じているだろう。少なくともわたしは、毎回このお便りを読みながら、海の向こうに拡がっている風景に憧れ、見惚れています。


ドイツからアイスランドへ
はじめて尾道デニムを履いて旅に出た。ドイツ移住一周年を記念してオーロラを見る旅。行き先はアイスランド。

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ドイツに住んで良かった事の一つに様々な国を旅する事が容易なことがある。LCCを使うと信じられない様な値段で各国に飛ぶ事が出来る。(ミュンヘン-ロンドンが3000円くらいの時もある)バスでも様々な国に行く事が可能だ。

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尾道デニムが旅の相棒に
旅の荷物は極力少ない方がいい。どこまで荷物を減らすのかは人それぞれ。僕は旅に出る時は夏でも冬でも期間が長くても、パンツは必ずデニム1本と決めている。だから今回の旅は移住1周年記念でもあり、初めて尾道デニムが相棒になった旅でもあった。

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ロンドンを経由し到着したアイスランドは嵐だった。残念ながら滞在期間中の天気予報は雨および雪。誰でもオーロラを見えるかは運次第だけれど、今回は運がなさそうだ。バスターミナルーからホステル(ゲストハウス)までの道で横風と雨に晒されてびしょ濡れになってしまった。デニムも「とんでもない人のところに来てしまった」と思っただろう。

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嵐に不安はあったけれど、レンタカーを借りてアイスランド内を少しだけ巡った。久しぶりのレンタカーはトヨタのYARIS。走行距離が26万キロとなかなかのツワモノだ。車を貸してくれた店員さんが「まだ壊れた事無いよ」とニヤッと笑ったのが印象的だった。

アイスランドで見えた風景

アイスランドは1月下旬の日照時間が朝10時半から16時半まで6時間。10時前に宿を出てもまだ薄暗い。首都レイキャビクから30分も走ると、周囲に人工物がなくなる。ただ見えるのは、ゆるやかに地平の先へ延びるガードレール無しの道路と雪と岩。荒涼という言葉がぴったりな風景。いままで見た事の無い景色。なぜだか泣き出したい気持ちになった。悲しいのではなく、地球を感じたからだと思う。

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有名どころで間欠泉「ゲイシール」凍れる滝「グトルフォス」地熱による海水温泉施設「ブルーラグーン」を巡ったが、冬のアイスランドの見所は「大地」だと思う。

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南極や火星はこんな感じではないかと思わせる風景は、オーロラを見る事が出来なくても、もう一度訪れたいと思わせるには十分だった。運転の途中、突風により車がスピンしデニムと共に凍土の土に還るのかと思ったのもイイ思い出だ。(つづく)
(text:Shingo Horie/Germany )

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SHINGO HORIE

SHINGO HORIE

三重県奥伊勢出身。10代でスキューバーダイビングにハマり、ダイビングインストラクターになるため、尾道で海技学院に入学。卒業後、ダイビングインストラクターとして就職。山口県、鹿児島トカラ列島、沖縄本島を転々と仕事をする。その後、ダイビングの能力を活かしつつ人助けるため、海上保安庁に入庁。入庁後、潜水士、特殊救難隊として救助活動に専従しつつ、休暇では海外一人旅を続ける。3.11発生後、組織ではなく自分自身の力で人の役に立ちたいと考えていたところ、ドイツ旅で出会った知人がドイツ移住を勧める。悩んだ末、2014年1月渡独。現在、ドイツ語を勉強しつつ、自分探し中。
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