こんにちは。最近は5月とは思えない暑い日が続いていますね。こんな暑い日は熱い想いの詰まったデニムをご紹介!建設現場で一生懸命に働く姿が想像できる2本のデニムをご紹介いたします。

この2本のデニムの特徴は何といっても左脚の側面がめちゃくちゃ擦れていることです。なぜこんなに個性的なデニムが生まれたのでしょう。理由を探るために昨年起こったことを思い返すと、建設業に従事する彼らならではの物語が刻まれていることがわかりました。 

それは、2018年7月、中国地方では記録的な大豪雨。毎日暑い日が続く中、浸水被害、周辺の交通網が絶たれる、断水になったりと大変な日々でした。デニムショップのある商店街でもタンクで水を運ぶ人、給水所や温泉には長蛇の列。そんな光景が続き、みなさんとても疲れ果てていたように感じます。日々の生活の豊かさを痛感しながらも、周囲の人々の協力に本当に助けられ、災害への意識が変わったのと同時に1人では生きていけないなぁと感じた夏でした。 

そんな環境の中、建設現場で働く彼らは、尾道はもちろん福山市や三原市など周辺の地域で、被害にあった住宅の復興作業や応急仮設住宅の工事などでいままでになく忙しい1年を過ごしたことがデニムをみると一目瞭然です
例えば、床下に潜り込むことも多かったため、地面と接触する面が強く色落ちしています。こんなにはっきり色落ちしているのは1度でかなり擦れているから。凹凸の凸の部分だけきれいに色落ちにしています。。 

LOT No.639B
職業:建設業
MODEL:PJ001
SIZE:W78cm L74cm (W31 L30)
price:¥38,800+tax

まず1本目は、8月の1か月間は応急仮設住宅の工事に携わっていた方のデニム。当時、1週間での色落ちが今まで見たことのないスピードだったことをよく覚えています。短期間で集中で集中的に色落ちしているので濃淡がしっかりついてかっこいいですよね。 

続いて2本目は社会人1年目の新米さんのデニム。

LOT No.624B
職業:建設業
MODEL:PJ001
SIZE:W88cm L74cm (W34 L30)
price:¥38,800+tax

こちらのデニムは今までにない珍しいタイプで、腰から膝にかけて、ヒゲが付く前にきれいに色が落ちています。これは日々擦れていき徐々に落ちていったのではなく一気に強く擦れて色が落ちたものだと思います。まだまだ慣れない環境でがむしゃらに努力をする日々、デニムから伝わってきませんか?

同じ方が穿いていたもう一本と比べると色の落ち方が異なることが分かります。作業中の動きの違いで色落ちに差が出てきます。右の方がヒゲはしっかり出ていますね。建設現場で働く彼らは、同じ1年でも色の違いが分かりやすく出てくるお仕事の一つかもしれません。 

彼らは暮らす人の日々の生活を支えるお仕事。一方で、ただ作るだけではなくて、住環境を守ったりメンテナンスを行うそれぞれの役割や与えられた立場、思い、その年の出来事などがデニムに表れてくるのはプロジェクトの醍醐味です。